★ いれもん通信 第13号 ★
世界に羽ばたく日本人アーチャー
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今月号の目次
1. あと20年かけて金
2. 亀井孝選手・1977年世界選手権銀メダル獲得
3. 働くアルミケース
4. プレゼントコーナー
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1. あと20年かけて金
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2004年のアテネオリンピック。アーチェリーで41歳の山本博選手が銀メダル獲得!!
2年前の出来事なので、皆さんもよくご存知でしょう。山本選手は21歳のとき、1984年のロス五輪で銅メダルを獲得されました。その後、五輪5大会連続出場を目指すも2000年シドニー大会には代表選考会で落ち、絶望のどん底に落ち込み、引退も考えられました。家族も心情を察し、テレビのチャンネルを五輪中継に合わせることがなかったといいます。「家族にあんな思いはさせたくない。」気持ちはアテネにかき立てられました。
その後も努力を続けた41歳の男に五輪の神が応えてくれたのです。
「日本のヒーローになれなくてもいい。純太郎のヒーローになりたい。」
8年ぶりにアテネの大舞台に立った山本選手、息子さん・純太郎君(12歳)の写真をスコープに貼り、格好いい親父であるために弓を引き続けました。決勝戦では僅差で敗れたものの、堂々の銀メダル獲得となりました。
「年も取ったしメダルは意識していなかった。ただ、子供に恥じないプレーをしようと思っていた。」
この言葉に励まされたお父さんもかなりおられることでしょう。
山本選手はまだまだ闘争心を失っておりません。試合後、競技場を振り返って一言。
「あと20年かけて金。」
格好よすぎるじゃーあ〜りませんか!!
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2. 亀井孝選手・1977年世界選手権銀メダル獲得
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今回のテーマはアーチェリー。
人間が野獣状態を乗り越えるのに役立った最大の要因は、火の使用と弓矢の発明であったといわれています。狩猟のために発明された弓矢は人間があらゆるものから優位を得ると同時に、中世に至るまで人間同士の戦いの武器として重要な道具となりました。
弓の名手も数多く生まれています。息子の頭にりんごを乗せ、見事りんごを射抜いたウィリアムテル、日本弓ではなんといっても那須与一です。
(那須与一:源平合戦・屋島の戦いの際、義経の命により敵方・平家の立てた扇を、馬を海中に乗り入れ、見事射抜いた伝説の武将)
アーチェリーとは、弓に矢をつがえて離すという最も優しいスポーツです。しかし「入り易く達し難い」といわれるように入り口は広いが奥行きはどこまでも深く長い、上達するにはかなりの努力が必要であるとのことです。マラソンにも似て孤独なスポーツの代表格ですね。そこにあるのは自己と的との対決だけ、わずかな精神的雑念がミスにつながってしまいます。
限られた時間の中での安定した精神集中、情緒の安定、冷静、自制、分析、決断を迫られる非常に厳しいスポーツです。日常のビジネスシーンでも同じ様な場面があると思います。アーチェリーのように即、勝ち負けに繋がる事がないので見落としがちなのですが、瞬時の判断力が長いスパンでどうなるのかを考えたとき、やはり自分自身がどうするのかという軸を持つ意味でも学ぶところは大いにあります。
日本のアーチェリーの歴史では1939年、アメリカから管重義氏が持ち帰ったのが始まりです。同志で結成した東京ロビンフッド会が起源となり日本洋弓会、日本アーチェリー協会へと名を変え、1969年、現在の全日本アーチェリー連盟が発足されました。
オリンピック競技では正式種目として久しく途絶えていたアーチェリー。実に52年ぶりに復活した、記念すべき1972年のミュンヘン大会において日本は初めてオリンピックに参加しました。
1976年モントリオール大会では道永宏選手が日本アーチェリー界初の銀メダルを獲得しておられます。
明くる1977年、オーストラリアのキャンベラで行われた世界選手権個人競技で2位、銀メダル・また団体でも銅メダルを獲得されたのが亀井孝選手。この偉業で日本がようやく 世界でもアーチェリー大国として認められるようになったといいます。一休寺で有名な京田辺市にお住まいの亀井さんは現在、大阪の梅花学園にお勤めのかたわら、立命館大学体育会アーチェリー部のコーチとしてご活躍中です。どちらかというと、日本ではマニアックな競技とされるアーチェリー。特殊な人種とされるアーチャーにインターネットを通じてアーチェリーの今後の発展を願い、道具の普及化、情報交換の場を提供される啓蒙家であります。アクテックでは、亀井孝さんの企画に基づいて、アーチャーの立場に立ち、利便性を重視したアローケースを供給させていただいております。
亀井さんのHP ⇒ http://www.a-rchery.com/
参考資料 ・アーチェリー教本 全日本アーチェリー連盟 編 講談社
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3. 働くアルミケース
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★ オリジナルアローケース
アクテックGRタイプ
中敷(矢を守るための仕切り板)・サイドハンドル・鍵・ショルダーストラップ付き。
矢は2ダース(スリット12)から収納ができます。(スポンジの位置は任意に固定できます。)
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4. プレゼントコーナー
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当選者は厳正なる抽選により決定。発表は賞品の発送をもって替えさせてただきます。
※配信中止・アドレス変更は下記までご連絡下さいますよう、よろしくお願いします。
actec@actec1972.co.jp
※その他内容に関するご意見、お問い合わせも、随時お待ちしております。
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いれもん通信 第13号
2006年2月20日 アクテック株式会社発行
〒573-0102 大阪府枚方市長尾家具町3-10-10
TEL:072-857-0898 FAX:072-850-1921
【メール】 actec@actec1972.co.jp
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