アルミケースのアクテック株式会社が毎月お届けする『いれもん通信』です。

　今回ご紹介させて頂くのは、DJI認定ストアの深空 株式会社です。
　以前、トイドローン用のケースをご紹介させて頂きましたが、ここ最近、ドローンを使った
農薬散布やドローンで測量や宅配ドローンなどのニュースをよく目にするようになったと思います。

　深空 株式会社では、一般向けのDJI製ドローンの販売や産業用ドローンを業務で使用するための支援を行っておられます。産業用のドローンとなると仕様も特殊で同じ機種でも使うカメラや搭載する機器が変わるため、深空 株式会社のようなDJI認定ストアに相談に来られることが多いそうです。
　そんな産業用のドローンなので、ケースも汎用品というわけにはいきません。そこで、アクテックに産業用ドローンのケース製作の依頼を頂きました。

　深空様から依頼のあったケースは、大阪の能勢高原ドローンフィールド様から注文があったMATRICE 600 PROというドローンを収納するケースです。

　MATRICE 600 PROは最大積載量が6kgもあり、
映画撮影などに使用される大型カメラにも対応しています。また、カメラ撮影だけでなく、測量、点検・検査、輸送・物流、災害調査、救難救助など、様々な産業用途において活躍できるドローンです。
冗長構成のA3フライトコントローラーとバッテリーマネージメントシステムを搭載することで高性能な飛行を実現し、Lightbridge2映像伝送装置の実装により、3.5kmの長距離伝送を可能にしています。

　こんな高性能なドローンを市販のケースに緩衝材を詰め込んで運ぶのは怖いということで、
アクテックにケース作製の依頼を頂きました。プロペラを広げるとかなり大きなドローンですが、プロペラを折りたたむと思ったよりコンパクトになります。

ですが、高さは変らないので、大きいケースになりました。ケースの底に内装材のウレタンをはり、
ドローンの足が収まる程度の溝をつくり、そこにドローンの足を入れて固定し、フタ側の波上のウレタンで押さえつけることによって動かないようにしています。

　また、このケースに収納しているのはドローン本体のみで、別のケースにバッテリーと付属品を入れるケースも作成させて頂きました。

　これから様々なところでこの様な産業用ドローンが活躍すると思います。
そんな時代の最先端で少しでもお役に立てることはうれしい限りです。
これから産業用ドローンを導入したいという方は深空株式会社に相談いただければと思います。

　9月19日に平安神宮の神苑の無料公開があるので、神苑の写真を撮ろうと思い出かけましたが、
台風の影響で神苑にも被害があったらしく、現在、公開を中止しているそうで、19日の無料公開も延期になっていました。

　本殿の方は被害が無かったようで、通常公開されてたので、そちらの写真を撮ってきました。

　台風の被害から早く復旧することを心から祈っています。