M6.8 新潟県中越沖地震平成19年7月16日に起きました、新潟中越沖地震の被災地の皆様には、謹んで心からお見舞いを申し上げます。 2004年10月23日に新潟県の中心部で発生したM6.8の新潟県中越地震に続き、2007年7月16日に再び中越沖付近でM6.8の新潟県中越沖地震が発生しました。 前回の地震から僅か3年で再び起きた大地震は、多くの犠牲者を出し、これまで復興に向けて頑張ってこられた方々の希望をも奪っていきました。さらには、テレビ等で連日放送されている、柏崎刈羽原子力発電所からの放射性物質漏れがあり、近隣住民の不安はいっそう増したことかと思われます。 また、熊本県では大雨による災害があり、宮崎県では台風5号による甚大なる被害が出ております。 日本赤十字社では、今年に各地で起きた大災害の救援金の受付を行っております。 ● 宮崎県台風5号被害義援金 |
エコロジーで共存共栄昨今、地球の温暖化現象や異常気象などで、世界各国であらゆる災害が起こっています。地震・台風・洪水・津波、どれもこれも、私たち人間が好き勝手に生きてきた「報い」の様なもので、また、地球からの警笛なのかもしれません。世界レベルでの環境問題対策や省エネ、資源のリサイクルなど、私達一人ひとりが危機感を持って真剣に取り組んでいかなけば、これから先生活して行くうえで、大変苦労をしなければならないのが目に見えています。 |
実際に災害などで危険な目に合ってからでないと、地球の危機的状況の実感を持つことも無く、なかなか行動には移せないものです。
アクテックがある、ここ枚方市も1995年に起きた阪神・淡路大震災では、震源地からの距離はそれほど近くはないですが、大きな揺れを感じ、地盤が緩み家屋にヒビが入ったりと、少なからず被害を受けました。しかし残念ながら、月日が経つごとに危機感や防災についての意識は日に日に薄らいでいっております。
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プロアイ951-SXとは、探索カメラヘッドに搭載された赤外線温度計センサーが発見された被害者の体温を離れたところからでも検知して、ディスプレー上に表示します。これにより被害者の生存確認が的確に出来ます。水中に落下した車両等の捜索、ヘリコプター等空中から水中への捜索、また地震等の災害により倒壊した建物での捜索等プロアイシステムはあらゆる場面で威力を発揮してきました。海外へも数多く輸出されております。
VEGAは少人数で扱える重量33キロと軽量な水中TVカメラロボット。 人が入るには危険な深海や放水路、タンク等の水中を遠隔操作で移動します。 特に水中遭難者救助の際に大きな威力を発揮します。また極寒での救助ダイバーの疲労を助け、水中での手足・目の役目を果たしてくれるスグレものであります。
正式名称は“不整地出動用 救助資機材搬送車両2号機”。ヤマハ製四輪バギーがベース になっております。なお、ニックネームのBENKEIは、個々のレスキューロボットを弁慶の七つ道具と考えていることに由来します。
バギー後部にアルミケースが4個収納されています。4個のアルミケースには災害状況に合わせて 、
・ジャッキアップロボット (岡山大学・鈴森研究室)
・ジャッキアップ移動体 (東京工業大学・塚越研究室)
・ニューマジャッキ (東京工業大学・広瀬研究室)
・マルチセンサヘッド (筑波大学・坪内研究室)
・くるくる (大阪府立高専土井研究室)
5種類から選択されたロボットが収められ各々被災地で大きな威力を発揮します。
また、バギー中央には、
・瓦礫内探査型ロボットIRS蒼龍 (IRS)
・瓦礫内探査型ロボットMOIRA (神戸大学・大須賀研究室)
2台のヘビ型ロボットを格納することができます。
地震災害で恐ろしいのは水道などライフラインの破断です。大学産業の緊急時用浄水装置は、プールや河川といった近くの水源から安全な飲み水をつくる、ライフラインの代わりとなる装置です。内部にエンジンポンプが収納されており、使いやすさ、処理能力、確実性、可搬性で最もバランスのとれた標準機種であり、浄水装置のベストセラーです。 ライフキーパーは軽量頑丈で小型ながら手動式で実用性が高く自己防災組織や海外、僻地での取材、調査に最適の装置です。海外ロケ隊や発掘隊などで活躍。
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