有名な奈良公園の鹿さん

奈良公園の鹿 江戸時代から奈良の住民は早起きだといわれております。
当時、家の前で神使とされているシカが死んでいるのを役人に見つかると罪になり、罰金として三文支払わなければならなかったそうです。そこで、朝早く起きて役人が見回りにくる前にシカが家の前で死んでいないか確認するようになったということです。

「早起きは三文の得」ということわざの由来は奈良公園のシカだったのです。

シカの角は8月に完成するそうで、毎年10月に「鹿の角きり」という行事が行われます。
奈良の鹿愛護会HP

〜おまけコーナー〜
シカの角といえば・・・せんとくん(平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター)、みなさまご存知のように賛否両論ありまして、まんとくんなーむくんと第二、第三のキャラが登場!!

今回のいれもん通信は、前号の談山神社に引き続き、奈良からのご紹介です。

秋の奈良を詠った詩に、薄田泣菫(すすきだ きゅうきん)の「ああ大和にしあらましかば」があります。秋の奈良は最高です。
みなさまどうぞお越しくださいませ。

 

ゆらゆらユレトール

今回ご紹介いたします企業様は、奈良県奈良市法蓮町(ほうれんちょう)にあるテクノス株式会社さん(以下テクノス)です。
テクノス株式会社HPへ

テクノスは平成2年に設立されたとても新しい会社です。設立当初、全国金魚すくい選手権大会が開催される大和郡山市に本社がありましたが、3年後に今の法蓮町に移転されました。現在は熊本県に研究所と開発センターがあり、パソコンのデータベースやWEBアプリケーションの開発や半導体製造装置の開発・製造などを手がけ、液晶分野にも事業展開され、大手企業からの信頼を得ています。

線路周辺の振動を測定中  

そのテクノスで振動を測定する機械が開発されました。揺れを測る・・・「揺れてる」・・・関西弁で「揺れとる」・・・その名も 「ユレトール」!!わかりやすい、覚えやすいネーミングです。

このユレトールは、対象物に取り付けて測定するのではなく、振動している対象物を人間の目に代わるCCDカメラで撮影して測定を行います。

対象物に直接センサーをつけて測定する従来の方法では、センサーの重さで振動数や振幅の距離が変わってしまったり、高所にある対象物にはセンサーを取り付けづらかったりと問題がありました。

しかし、対象物に触れないで測定するこの方法では、振動数や振幅の距離が変わってしまうことはありません。また、遠くの対象物には望遠レンズを、小さな対象物にはマクロレンズを取り付けて撮影することで、従来よりも幅広い環境で測定することができるようになりました。
→例)橋梁のケーブル振動測定

また、振動状況、振動周波数の検出を画面上でリアルタイムに確認できます。濃度計測機能による明るさの変化測定にも対応し、機械のモーターの回転部分に色を付けて撮影すれば、回転数できる万能なを調べることも測定器です。

地震大国の日本だけでなく、近年世界中で発生している大震災に備えて建築物などの振動をチェックするための欠かせない測定器になることでしょう。

このたびアクテックでは、非接触振動測定器のユレトール専用アルミケースのご採用をいただきました。


仕切り板や中箱を使えば、本体やCCDカメラ、専用ACアダプタ、ケーブルなどをまとめて収納できます。

  働くアルミケース1働くアルミケース2   


 

 

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