うまい棒は1979年7月に発売され、40年以上の歴史があるスナック菓子です。
皆さんも一度は食べたことがある定番のスナック菓子ではないでしょうか。1本12円という破格の安さで様々な味が楽しめるので、子供のころ、少ないお小遣いで色々な味のうまい棒を食べた記憶があります。

ですが、そんなうまい棒ですが、買って持って帰るときに一緒に入れているものにつぶされた経験はないですか？

実は、設計担当の10月生まれの孫が幼稚園の「誕生お楽しみ会」でもらって帰ってきた
うまい棒（テリヤキバーガー味）が通園リュックの中で粉々になって嘆いているのが開発のきっかけとなりました。

おじいちゃんはケースづくりのプロ。孫の悲しそうな顔に奮い立たないわけがありません。

そこで、うまい棒のケースを作ってみよう！！となりました。

開発のスタートはうまい棒を買ってくることからです。さっそく向かいのコンビニでうまい棒を購入します。

定番のコーンポタージュ味とめんたい味があったので、適当に数個ずつ購入します。子供の頃にはできなかった大人買いをしたことで、自分の成長を感じます。

せっかくうまい棒を買ってきたので、採寸の前に実食。子供のころと変わらない味でいつ食べても美味しいです。

遊びはここまでで、仕事に入ります。うまい棒を入念に採寸し、内装材の設計をします。試しに内装材をカットし、作ってみます。作った内装材にうまい棒がきれいに収まるか確認し、設計と製造で入念な打合せを行います。

そして、ケースの外観は中のうまい棒が確認できるように透明のポリカーボネートの板を使用することが決まりました。

こうして、うまい棒ケースが完成しました。

中身の確認ができるオシャレなうまい棒ケースになりました。

11/16(水)～17(木)にマイドーム大阪で開催されたビジネスチャンス発掘フェアに出展しました。
沢山の方に足を運んで頂き本当にありがとうございました。

今年最後の展示会出展も無事に終わりました。来年も複数の展示会に出展する予定ですので、来年もよろしくお願い致します。